ひろうまの部屋

うんこめしあがれ

ウーマンラッシュアワーのTHE MANZAIのネタとその反響について感じたこと

こんにちは

東京は氷点下になるかもというのに我が家では大掃除の一環としてエアコンのフィルターを洗って乾かしているので極寒です。
寒いです。

さて、そんな中昨日録画したTHE MANZAIを見ていました。
やっぱ面白いですよね!
漫才オンリーの番組はレベル高くて好きです。
そんな中驚きのネタをやったのが、
ウーマンラッシュアワーの二人
最初は所属する吉本の芸人の不祥事を並べ立てつつ


村本氏の故郷福井にある原発について触れ、
最後には今の日本の諸問題、
国民意識の問題へと昇華させる素晴らしいネタでした。


詳しい内容はここに書くとものすごい量になりますし、


文字起こししているサイトもあるようなのでそちらで見ていただけると幸いなのですが、
とにかく凄いネタでした。


北朝鮮問題
米軍基地問題
熊本東北がまだまだ復興していない問題
そして今の日本がアメリカの犬に成り下がっていること。

 

芸人コメンテーターどころかメディアすら触れない問題に鬼気迫る勢いで言及していました。

 

様々な業界で「忖度」の一年となった今年の最後にここまで言いきったことは賞賛されるべきなのではないかと思います。
また、直後のたけしさんのコメントはカットした?ものの、変に忖度せずあのネタを最後までオンエアしただけでもフジテレビはよくやったと思います。

 

しかし、今回わざわざ記事を書いているのはこれを言うためではなく、
どっちかっていうとその後の人々の反応の方なんですよね(笑)

 

予想通りTwitter上では賞賛する声の一方、
漫才の場に政治の話を持ち込むことへの疑問や反感、また村本は左翼である、
もしくはネットに書かれていることをコピペして言っているだけであるといった
厳しい声を寄せられ、両陣営がクソリプを投げ合う状態へ陥っていました。
まあ

 

い  つ  も  の

 

という感じでしたが、いや、いいんですそれぞれが意見を持つのは当たり前だと思うんです。

 

それを否定する権利は自分にはありません。

 

なので、あくまでこれから書くのは僕の意見ですし、これを読んでどう思うかももちろんあなたの自由です。

それで、何が言いたいかというと…

 

最近、皆さんちょっと頭固すぎませんか?

 

一言で言えばこれに尽きます。

Twitter上で政治的議論がなされているのはよく見かけますが、
まるでどちらかの陣営(右か左か)に分からないと活動してはいけないような風潮が流れているような気がするんですよ。

 

今で言えば安倍政権を擁護するかしないか
という事になっているかな、とは思いますが…

 

まず前提として言っておくと

 

僕は安倍政権の全てを否定しているわけではありません。

 

ただ、いわゆる「ネトウヨ」の方々は、大企業が優遇され、低賃金での長時間労働が無くならない状況に対しても安倍政権になって景気は良くなっていると言う。
アメリカ軍のヘリから物が落下した事に対しても怒ることなく米軍基地反対派を叩く。
まあ本当に右なら皇国の国土に他国の基地があるのも嫌がりそうなもんですが(笑)

 

逆の方々もまた然りで、アベ政治を許さない!とは言っているものの根拠無く戦争法を作っているのだと叫ぶだけでどうするべきか対案を出さない。どうでもいいスキャンダルを追って安倍政権批判の材料にしようとする。など

 

それぞれが自分の意見を盲信するばかりに日本を良くするという大きな目標を忘れているように思えます。
ここではサヨクは日本を悪くしようとしているとかそういう話はナシです。
そういう意図なく、そちら側の主張をしている人も確実にいると思うので言っています。

 

とにかくどちらももう少し歩み寄ることは出来ないのか、と思うわけです。

 

もちろんみんながみんなそう思っていないのはわかります、自分の信じる道を決めた人の方が声は大きくなるでしょうから、いわゆるネトウヨvsサヨクみたいな構図が見えやすいだけって考え方もあります。

ただだとしても一定数、特に完全に安倍政権を擁護するツイートをするアカウントのリツイート数とかを見ると多くの数あるような気がしています。

 

党ではなく政策ごとに深い議論を、「攻撃」ではなく互いの話を聞き昇華していく「対話」が出来る国、国民になるために意識の改善が必要ななんじゃないかと思います。

 

今回のネタ一つでここまでクソリプ投げ合ってるようじゃぁねぇ…

 

とにかく今回のウーマンラッシュアワーのネタは色々な層に問題提起をするという意味でとても良かったのではないかと思います。
導入も上手だなぁと思いましたし。


普段政治についてそこまで考えない層にも発信したという意味でも大成功なのではないかと思います。

 

最後に、もしこの文を読んでイライラした方がいたならば、今回のネタの一番最後に村本氏が言った言葉をお贈りします。

 

お前たちのことだ

 

それでは。